2019年4月28日日曜日

すばらしい、合同演奏♪

 4月27日(土)に開館50周年記念事業として、米沢市市民文化会館で市内中学校吹奏楽部3年生の合同バンドによる演奏が披露されました。軽快なマーチから始まり、2曲目は「イエローマウンテン」という楽曲でした。雲がゆったりと流れていくような曲調に、文字通り、中国の黄山を登った時の風景を思い出しました。3曲目は「風になりたい」。どの曲も大編成による音の広がりを感じることができました。
 本校の吹奏楽部の3年生、大和紗也さん、大和紗千さん、佐藤渚月さん、井上さくらさん、髙橋来未さん、松﨑光優さん、田嶋水晶さん、すばらしい演奏をありがとうございました。

2019年4月26日金曜日

駅伝大会に向けて


4月27日(土)から3日間行われる山形県縦断駅伝競走大会の米沢チームに、2年1組の伊藤健悟くんがメンバー登録されています。さらには、1年1組の羽鳥結人くんのお兄さん、紘文さんと、古澤裕子先生の息子さん、拓樹さんもメンバーに登録されています。みんなで応援しましょう。頑張れ!米沢チーム!!

また、5月14日(火)に行われる米沢市中学校駅伝競走大会に向けた練習が始まりました。朝の3キロ走に加えて、4月25日(木)の放課後と5月6日(月)の午前中に会場となる松川河川敷でのタイムトライアルを行います。

メンバーは次の通りです。

 男子のメンバーは3年1組石田祐斗くん、伊藤愛翔くん、後藤寧太くん、鷲尾空虹くん、渡部颯真くん、吉田直人くん、金子友哉くん、3年2組の加藤颯人くん、佐藤駿くん、清水太翔くん、田中康太くん、2年1組伊藤健悟くん、鈴木翔太くん、2年2組鈴木悠里くん、木村駿心くん、1年2組斎藤瑠都くんの16名です。

 女子のメンバーは3年1組加藤結さん、木村琉南さん、佐藤里菜さん、野澤みことさん、原菜々美さん、3年2組舩山明莉さん、小川菜々美さん、本間優華さん、2年1組嵐田実侑さん、井上琴乃さん、2年2組髙橋有津紀さん、1年1組鈴木花樹さんの12名です。

 駆け抜けろ! 六中駅伝チーム!!

 
 
 
 

2019年4月25日木曜日

学校に通うことができる幸せを感じて


 
 4月23日(火)の全校朝会で紹介した映画「世界の果ての通学路」。さっそく、井上博幸先生が2年1組の授業で見る機会をつくってくれました。

 映画を見て、髙橋彩月さんは「過酷な道のりでも、文句を言わずに勉強したいという思いで学校に通っているあなたたちを尊敬します。私も今までより、学校に行くことの大切さがよく分かりました。これからは、恵まれていることに感謝し、学校に行くことのできない人々の分も、夢のためにまじめに勉強しようと思いました。」と感想を寄せてくれました。

 また、鈴木翔太くんは「家から学校までの道のりは、気が遠くなるほど遠いけれど、皆は自分の夢を叶えるために、一生懸命学校に来ていて、自分は学校からは近いし、その道のりだって険しくないのですが、いつもこうやって送り出してくれる親に感謝して、勉強を頑張りたいと映像を見て思えました。」と感想を書いてくれました。

 六中生、一人一人がこの素晴らしい学習環境をフルに生かして、夢に向かって勉強に励んでいってほしいと思います。

 父母と教師の会と体育文化後援会の総会が行われている中、六郷小学校の白田慶和校長先生よりお電話をいただきました。それは、六郷小学校の1、2年生が集団下校をしようとしているところに 2年1組の横川真奈さんが通りかかり、自転車を降りて長橋方面までの3~4キロ余りの道のりを、1、2年生と一緒に歩いて下校してくれたというお礼の電話でした。1、2年生はとても安心して下校できたと思いますし、真奈さんの温かい気持ちを存分に感じ取ったと思います。 

 六中生のおかげで、今日も六中に通うことができる幸せを感じています。本当にありがとう。

2019年4月24日水曜日

おかげで絶好調です

 
昇降口前ではのぼりとたすきを準備して、あいさつ運動が行われています。
朝のまぶしい日差しの中、嵐田実侑さんと木村琉南さん、佐藤里菜さん、木村駿心くんが登校してくる六中生に笑顔であいさつを送ってくれています。
 
竹田颯太くんと潟上愛華さんは、「校長先生、絶好調ですか!」と声をかけてくれます。
その言葉をもらって、俄然絶好調になってきます。
 
塩井小学校の金田孝善校長先生から、「六中生のあいさつがすばらしい」とのお電話をわざわざいただきました。その中でも、赤城永涼くんが、小学校時代の縦割り清掃班で一緒だった小学2年生の後輩の名前を呼びながら「おはよう」とあいさつしてくれたことが、とてもうれしかったとおっしゃっていました。
 
あいさつを交わし合うことで、お互いにさわやかな気持ちになっていく光景が学校の中でも外でも見られます。
 
旧六中校地内での桜の花見。
みんなの心のきれいさも感じる一日になりました。
 
 
 
 
 

2019年4月23日火曜日

当たり前ではないこと


今日の全校朝会で次のような話をしました。
 
入学式の翌日、福島美香先生から授業の約束について説明がありました。
「中学生の仕事は勉強です」
「3分前着席を心がけましょう」
「50分間の授業が真剣勝負の場です」
どれもが大事なことで、六中生は当たり前にできています。

しかし、みなさんと同じ年頃で、学校に通うことができない子どもたちが、世界の中では6人に1人の割合でいるそうです。
六中に置き換えると、ちょうど1学級分の生徒の数に当てはまります。

学校に通うことができない理由には、
・家から遠すぎて学校に通うことができない
・先生がいない
・学校に通うためのお金がない
・家の手伝いをしたり、働きに出なければならない
・弟や妹の世話をしなければならない
・勉強が必要でないからと親が学校に通わせてくれない
・重病にかかっている
・戦争に巻き込まれている
などがあります。

映画「世界の果ての通学路」では、野生のキリンや象が生息するサバンナの往復30キロの道のりを毎日4時間かけて登下校する兄と妹や、朝一番に山羊を山に放す仕事を終えてから馬で学校へ向かう兄と妹、足が不自由な兄の車椅子を弟たちが押しながら登校する兄弟の姿が紹介されています。
彼らに、「なぜ、そこまでして学校に通うのか」と聞くと、「勉強して夢をかなえたいから」という返事が返ってきました

みなさんが、毎日当たり前のように学校に通い、学校で学んでいることは、決して当たり前のことではありません。多くの方々のおかげで成り立っていることに感謝をしながら勉強に励んでほしいと思います。

映画「世界の果ての通学路」のDVDを準備しましたので、観たい人にはお貸ししますので
申し出てください。
また、関連して、写真家の長倉洋海さんが世界中の子どもたちを写した写真集「微笑みの降る星」も「思いを紡ぐ場」に置きますので、観てください。
 

2019年4月22日月曜日

全校朝会での話


4月16日(火)の全校朝会でお話したことを紹介します。

ノーチャイムで毎日生活している六中生。しかも3分前には集合、着席ができています。
当たり前にできている姿は迫力があります。
そして、時間を守ることがきちんと身についている姿はとても美しく見えます。
 
その、迫力があって、美しい六中生の姿を見て、向田邦子さんのエッセイ「父の詫び状」の中に収められている「お辞儀」という作品を思い出しましたので一部を紹介します。

 
10年間に間違い電話を含めてユニークなものも多かったが、私が一番好きなのは初老と思われる婦人からの声であった。
「名前を名乗る程の者ではございません」
品のいい物静かな声が、恐縮し切った調子で続く。
「どうも私、間違って掛けてしまったようでございますが。―こういう場合、どうしたらよろしいんでございましょうか」
小さな溜息と間があって、
「失礼致しました。ごめん下さいませ」
静かに受話器を置く音が入っていた。
たしなみというのはこういうことかと思った。この人の姿かたちや着ている物、どういう家庭であろうかと電話の向こうの人をあれこれ想像してみたりした。
お辞儀の綺麗な人に違いないと思った。
 

 
校長室前の机に関連する資料を置いていますので、関心のある人は見てください。
校長室清掃を担当している5人の3年生に、関連資料を置くコーナーの名前を考えてもらいました。その案を基に「思いを紡ぐ場」と名付けました。足を運んでみてください。