2019年8月21日水曜日

ひたすらに、ひたむきに、まっすぐに

 朝のあいさつ運動から2学期が始まりました。生徒会執行委員と父母と教師の会の育成研修部より2年の梶山廣太郎くんのお母さんにご協力いただきました。ありがとうございました。
 
 始業式に先立って、7月28日(日)にやまぎんホールで行われた全日本吹奏楽コンクール山形県大会に出場し、銀賞を受賞した吹奏楽部と、8月7日(水)に福島市のとうほう・みんなのスタジアムで行われた、東北中学校陸上競技大会の女子800mで6位に入賞した3年の加藤結さん、さらには8月10日(土)に米沢市営体育館で行われた全日本卓球選手権大会米沢地区予選の結果の報告がありました。卓球の地区予選では2年の相田美羽さんと宍戸香美さんがベスト8に入り県大会出場を決めました。
 始業式では1年生代表の横山光太郎くんと3年生代表の青木菜々子さんが時間を大事にしたいと発表してくれました。横山くんは5分前行動で3分前着席をすると具体的な行動目標を示しました。青木さんはすべてが中学校生活最後の取り組みになることを話しました。一日一日を大事に過ごしていってほしいと思います。2年生代表の鈴木芽唯さんは、あいさつを大事にしたいと発表してくれました。あらためて、相手ときちんと向き合い、目を見てあいさつするよう心がけましょう。
 式辞では、8月8日の本校ホームページの学校日誌でも紹介した、夏休み中の下校途中に具合の悪くなった生徒を助けてくださった地域の方々について感謝の気持ちを込めて伝えました。
 続けて、夏休み中に再会した以前勤務していた中学校の教え子の話をしました。



彼は、現在看板や小物雑貨などのデザインの仕事をしています。以前から、やりたかった仕事だったそうですが、仕事を始めてから10年ぐらいは仕事としてなかなか成り立たなかったそうです。例えば、オリジナルのTシャツを作っても、そのTシャツを販売する手段がわからなかったので、売れずに終わってしまうなど、失敗の連続だったそうです。それでもなんとかデザインの仕事を成り立たせたいという強い思いを抱きながら、アルバイトをしながらデザインの仕事に取り組んできました。その結果、今では米沢市内だけでなく全国各地から仕事の依頼が来るまでになりました。ホームページを見ると、その活躍ぶりがよくわかりました。現代は、早く結果が求められる時代です。1か月後や、明日、明後日にでも結果を出さなければならない状況も多くあります。そのような中でも、ひたすらにひたむきにまっすぐに目標に向かって行った彼の姿に輝きを感じました。当時は先生と生徒という関係でしたが、彼から大事なことを教えてもらいました。みなさんにとっても、生きていく上でのヒントになればうれしいです。

 今日から2学期が始まりました。六中生のさらなる活躍が楽しみです。

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