2019年5月29日水曜日

TTで理解を進めています

 今年度六中では、二人の先生がついて授業を行うTT体制の授業をできるだけ多く取り入れています。すべての学年の数学と英語に重点をおいて実施しています。

その中で、今回は戸田昌幸先生の数学の授業にサブティーチャーとして入っている技術の鈴木克宏先生と数学の岡村哲幹先生、そして理科の沼澤優海先生のTT授業での関わりを紹介します。
 
 
 
 3人の先生共にこまめに教室を回り、生徒がつまづいているところを察知し、アドバイスしながら理解できるように関わっています。ひとコマひとコマの授業での理解が、次の授業でのさらなる理解につながるよう努めています。

2019年5月28日火曜日

映像をふんだんに使って

 3年の社会科の授業では第二次世界大戦について学んでいます。吉岡広実先生は説明した後に、すぐ当時の映像を見せて、歴史の動きについて生徒が実感を持ってとらえることができるよう取り組んでいます。
 
 

 1年の社会科の授業では梅津美穂香先生が、家族が訪ねたオーストラリアの5月の服装などの写真を見せて、日本との季節の違いを実感させようと取り組みました。
 
 

 映像を通して歴史や生活がリアルに現れてくる授業です。

2019年5月27日月曜日

ようこそ、ジャスティス先生


 ALTのジャスティス先生が今日から6月14日(金)まで六中で英語を教えてくださいます。
 全校朝会でのあいさつに続いて、1年1組の英語の授業にさっそく向かってくださいました。自己紹介ではアメリカ出身で、好きな食べ物や好きなスポーツ、飼っている動物、趣味のことなどを話してくださいました。(詳しくは授業を楽しみにしてください)
 
 一枚一枚の写真を古澤裕子先生がテレビに大きく映してくれるので、とてもわかりやすく自己紹介を聞くことができました。
 中でも結婚式に集まった家族の写真を使って、一人ひとり紹介してくださり、とてもあたたかなご家族だと感じました。
 続いて、生徒側からの自己紹介が始まりました。一番手で名乗りをあげたのは板垣豪くんです。自分の名前と住んでいる地区、好きなスポーツや食べ物、好きなテレビ番組などを英語でジャスティス先生に伝えることができました。
 どんどん話しかけて、アメリカの文化を知ってほしいと思います。ジャスティス先生、よろしくお願いします。
 

2019年5月24日金曜日

朋あり遠方より来る


 5月21日(火)の全校朝会で次の話をしました。
 
 7年前にJICA(国際協力機構)の視察でスリランカを訪ねました。その3年前まで内戦があったスリランカですので、地雷がまだ除かれていないところや、銃弾の跡が生々しい建物も数多くありました。そのような状況の中でも、日本からのODA(政府開発援助)も活用しながら復興を目指してきたのがスリランカです。

ちょうど1か月前、スリランカ最大の都市コロンボとその郊外にあるホテルやキリスト教の教会で、爆弾によるテロがありました。この爆発によって290人の方が亡くなり、500人の方がケガをしたと報じられました。私がお世話になった現地の日本人の方は無事でしたので、ほっとしましたが、夜間の外出が制限されたり、外務省が不要不急のスリランカ行きを控えるようにホームページで伝えており、まだまだ不安な毎日を送っています。

7年前に一緒にスリランカに視察に行った仙台市立南光台中学校の伊澤正人校長先生が5月21日(火)に来校されました。7年前に一緒にスリランカに行き、平和がどのように築かれているのかを視察し、今も引き続き学び合うことができることはとても幸せなことです。
 あらためて、スリランカをはじめ世界のあちらこちらで起こっているテロや紛争が収まり、何の心配もなく生活できる日が一日も早く来ることを切に願います。
 
 
 さて、校内を案内した後に伊澤校長先生からは、米沢市や地域の方々の願いが形になった素晴らしい校舎であることや、翌日のテストに備えて一生懸命勉強している生徒の姿が素晴らしいこと、校舎の中がごみ一つなくきれいなこと、先生方の表情が笑顔にあふれていて素晴らしいことなどをほめていただきました。あらためて六中の素晴らしさを実感しました。
 伊澤校長先生、ご来校ありがとうござました。また、おいでください。


2019年5月21日火曜日

学習環境をフルに活かした授業

 井上博幸先生の理科の授業では二段の黒板が有効に使われています。マグネットで「課題」→「方法」→「結果」→「考察」→「まとめ」と表示され、授業の流れがはっきりとわかるようになっています。

 岡村哲幹先生の数学の授業では二段の黒板に加えて、実物投影機を通して、先生と生徒が同時進行で学習プリントを仕上げていきました。まさしく“三段構え”の授業です。
 
 思考ツールとICTを有効に活用して、生徒がよりわかる授業を進めています。

 また、沼澤優海先生の理科の授業では「花のつくりとはたらき」を勉強するために、外につつじの花を採りに行きました。採ってきたつつじの花を、そのつくりがわかるように丁寧に慎重にほぐしていきます。3年3組の潟上愛華さんが一枚のシートにきれいに貼りつけて、花の名称も書き上げました。
 
 

実物に触れると、理解が進みますね。

2019年5月20日月曜日

思考ツールを使った授業を進めています

 5月16日(木)に校内授業研究会を行いました。小野裕美先生が3年1組で国語の授業を行いました。

 1年生の時に勉強した「少年の日の思い出」に登場する「わたし」と、今、勉強している「握手」に登場する「わたし」が、それぞれ大人になったとき、過去の出来事をどのようにとらえているか比較するというテーマでした。

 「思考ツール」を使って考えを整理し、まとめていった結果、「少年の日の思い出」に対しては、「後悔」や「悲しみ」、「怒り」などが、「握手」については「大事にしたい思い出」や「幸せな思い出」、「愛情を注いでもらった」などの大人になった「わたし」の思いが発表されました。
 
 5月30日(木)に行われる第2回授業研究会では、古澤裕子先生が3年生の英語の授業を、鈴木克宏先生が1年生の技術の授業を、吉岡広実先生が3年生の社会科の授業を提供します。

 教科の授業だけでなく、生徒会活動や部活動でも「思考ツール」の活用を進めて、「学びを深めて」いきたいと考えています。

2019年5月17日金曜日

伝統芸能に触れる


 今年度の芸術鑑賞教室では狂言を観ました。狂言は今から600年ほど前、室町幕府の三代将軍、足利義満が保護し完成させたという喜劇です。当時の身近な人たちが引き起こす失敗などを楽しく表現したものです。面白いもの、楽しいことに触れたいという思いは、室町時代の人も、今の私たちも同じようです。

 2つの演目の間の体験コーナーでは、3年の長谷部拓己くんと石田祐斗くん、2年の嵐田実侑さんと髙橋彩月さんの4人が三中生と一緒に舞台に上がり、狂言師の方のご指導を得ながら演じてみました。まずは自己紹介から始まりました。男性なら「それがしは~でござる」、女性なら「わらわは~でおりゃる」と言い、特に女性は難しい言い回しでしたが、しっかりと言うことができました。続けて、「笑う」、「泣く」、「怒る」などの感情表現や「犬」や「蚊」、「鶏」、「雷様」などを実際の狂言ではどのように表現するのかやってみました。アドバイスを受けてオーバーアクションで表現することができました。最後に、会場にいた1年の相田朔之介くんが見事に「はくしょん」と現代語で演じて、狂言での「くっさめ」という表現につなげました。

当時ならば身分の高い、ごくごく限られた人たちでなければ観ることができなかったであろう狂言を間近で観ることができました。
 

2019年5月15日水曜日

心のタスキもつないで


 昨日、松川河川敷を会場に行われた米沢市中学校駅伝競走大会では、男女ともに懸命の走りを見せてくれました。
 駅伝に先駆けて行われた男子個人レースには3年生の3人が出場し、後藤寧太くんが1位に、伊藤愛翔くんが4位に、清水太翔くんが7位に入る力走を見せました。
 
 
 
 
 女子個人レースでは3年の原菜々美さんが2位に、同じく3年の佐藤里菜さんが6位に、2年の井上琴乃さんが8位に入る頑張りを見せてくれました。
 個人レースに出場した男女6人全員が自己ベストを更新する素晴らしい走りを見せてくれました。
 
 
 
 
 
 続いて行われた男子駅伝では1区に2年の鈴木悠里くん、2区に3年の田中康太くん、3区に3年の鷲尾空虹くん、4区に2年の鈴木翔太くん、5区に2年の伊藤健悟くん、6区に3年の佐藤駿くんが出場し、田中康太君と鷲尾空虹くん、伊藤健悟くんの3人が区間1位の快走を見せました。残念ながら、ゴールにたどり着くことはできませんでしたが、順位を上げていく精いっぱいの走りでタスキをつないでくれました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 女子駅伝では全員が3年生のメンバーで1区に加藤結さん、2区に小川菜々美さん、3区に野澤みことさん、4区に本間優華さん、5区に舩山明莉さんが出場しました。最後まで優勝を争う走りを見せ、2位でゴールし、9月7日(土)に天童市のNDソフトスタジアムで行われる県大会への出場を決めました。加藤結さんと野澤みことさん、舩山明莉さんは区間1位の快走を見せてくれました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 出場できなかったメンバーも含めて、朝や連休中の練習を重ねて、チーム六中としての結束力が高まり、当日は、そのチーム力を存分に発揮してくれました。応援に駆けつけてくださった保護者の方からは、「心のタスキをつなぐ姿を見せていただきました」との声をかけていただきました。仲間にも、先生方にも、保護者の方々にも、地域の方々にも認めてもらえる六中生の姿を駅伝大会の場でも見せてもらうことができました。ありがとう。
 女子チームには男子の分も県大会で走り切ってほしいと思います。
 

なお、私(校長)の待機場所の都合で、男子6区の佐藤駿くんの写真を撮ることができませんでした。ご了承ください。

2019年5月13日月曜日

応援を力に、タスキをつなげ!


 本日の全校朝会で、明日行われる米沢市中学校駅伝競走大会の壮行式が行われました。出場する一人一人が堂々とした態度で「自己ベストの更新を目指す」などと決意を表明してくれました。
 
 
 毎朝、グランドの周りを走り、連休中も松川河川敷での試走を重ねてきた選手たちです。壮行式での応援も力に、必ずや目標を達成してくれることと思います。
 
 駆け抜けろ! タスキをつなげ!! 六中駅伝チーム!!!