2017年6月12日月曜日

第1回校内授業研

 今年度第1回目の校内授業研究会を行いました。

 校内授業研とは、校内で行う授業研究会のことですが、お互いの指導力や指導方法を学び、自分の授業に生かし、よりよい授業づくりをめざす目的で行われるものです。

 生徒と同じで、私たちの仕事で最も大切なものは授業です。授業を教えることが私たちの仕事です。もちろんその他にも大切な仕事はありますが、授業が基本です。

 毎日、よりより授業を創造するために、様々な準備や工夫を繰り返しています。しかし、自己満足ではいけません。

 自分がよしと思っても、他からみれば、課題も多く、工夫改善を行うことで、もっと生徒にわかるようなったりできるようになったりすることも多いはずです。それをお互いに学ぶ機会が授業研究会ということになります。

 学校ならどこの学校でも行われているはずです。

 第1回目の授業は、3年2組の数学の授業でした。指導者は植木先生です。
内容は「平方根」の学習です。

 課題は「直径20cmの丸太から、切り口ができるだけ大きな正方形となるような角材をとる時、その切り口の正方形の1辺の長さはどれだけになるのか」です。

 平方根の学習(√ ルート 2乗 というとイメージしやすいでしょうか?)の最初の段階の学習でしたが、なかなか難しい課題でした。でも、一生懸命取り組んでいました。

 グループに分かれ、お互いに理解した考え方を説明しながら、様々な考えを理解し、答えを導く流れでした。(専門用語的には、「ジグソー法」といいます。)

 さすが3年生です。なかなかなもんでした。
  最初は自分なりに考えてみます。

  次に、グループ内で様々な考えを出し合います。
  導きだした班ごとに答えをホワイトボードにまとめます。






  グループの考えをみんなの前で発表します。






 時間の関係で発表したのは3つの班だけでしたが、それぞれ工夫したまとめをホワイトボードに書き表してくれました。

 放課後、今日の授業がどうだったのかを職員全員で検証しました。(事後研究会と言います)

   専門的な見地で、様々な課題も出されました。しかし、総じて、一生懸命考えている姿があった授業という評価をいただきました。

 3-2のみなさんがんばりました。 そして、忙しい中、様々準備いただいた植木先生お疲れ様でした。いい授業でしたよ!

 この後、第2回目を11月、第3回目を1月に実施する計画でおります。

 
 

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