先生方も努力しています
わかる、楽しい授業をめざして・・・
1/31のブログで、授業研究会を行い、生徒が精一杯授業に取り組む姿に感心したとコメントしましたが、頑張っているのは先生方も同じです。
研究授業は、どの先生も前から様々な準備をして臨みますから、「なるほどな・・・」的な感想がたくさん寄せられます。また、自分の授業の参考にもなります。
大切なのは普段の授業になるわけですが、毎日が忙しくこれが大変なのです。
それでも先生方は、毎日あるたくさんの授業を「何とかしてわかってもらえるようにしたい・・」「生徒が楽しく参加できるようにしたい・・」と考え、様々な工夫を凝らして授業を構想しています。
授業の1コマです・・・
【2年 数学 皆川先生】
教科書も概ね終了する時期ですが、これまでの復習や学力テストに向けた内容を学習していました。図形の学習で、大変難しい内容に取り組んでいました。
問題は「TV画面の2つの長方形のうち、右側の図形を1秒間隔で左に移動させると、重なり部分が現れます。その重なり部分の図形の面積が1秒ごとにどのように変化していくか」を考えるものでした。
「動点問題」と言って、非常に高度な問題です。
この問題をわかりやすくするために、TVに大きな図形を示し、パソコンのパワーポイントを利用し、1秒ごとに実際重なる部分を示していきます。皆川先生が自作した教材を映し、生徒が問題の意味を理解しやすいようにしていました。
意味を理解した生徒は、素早く思考でき、解答します。「なるほどねー・・・」です。
【2年 英語 鈴木先生】
英語の「比較級」という単元の学習で、「最上級」を理解する学習でした。「一番何々なのは・・・?」「最も何々なのは・・・」を表現する内容です。
まずは、基本を理解するために、ポイントとなる内容を鈴木先生がパソコンで作成した内容をTVに映し、全員にわかりやすいように説明します。(簡単に黒板に書くよりは、色別で分かりやすいように示されると、自然と興味が高まります)
そして、大切なポイントを理解した上で、課題に取り組みます。
理解しやすいように、順序立てて進むと、理解度も増しますよね。
【1年 国語 小野先生】
国語の小説「少年の日の思い出」という教材の読み取りの学習でしたが、課題をグループごとに考え、発表する学習です。
一人で考え、進めるこことも可能ですが、あえて、グループごとに様々な考えを述べ合ったり、聞きあったりすることで、様々な考えを広め、深めることを狙いました。
そして、グループで考えた内容をミニホワイトボードにまとめて発表します。
単に、言葉の発表で終了するより、文字に表すことで理解が深まります。
また、他のグループの内容と比較できるようになります。
【1年 音楽 加藤先生】
中学校で初めて学習したアルトリコーダーですが、技能の高まりを確認するまとめの技能テストを行っていました。
一人ずつの演奏ではなく、あえて2人組にすることで、お互いに協力したり、励ましあったりしながら取り組めるようにしました。
もちろん、確認の技能テストもペアで行いました。また、その演奏の様子をビデオカメラに収め、評価や自分を振り返るまとめに活用できます。
技能テストをビデオ録画することで、聞いている他の生徒も、すごく緊張しながら、また真剣な態度で清聴することに役立てられました。
このように、毎日の学習に対し、「わかる・楽しい授業」を心がけ、先生方も精一杯努力しています。
【3年生は・・・】 そうですね。上記はすべて1,2年生の授業でしたが、3年生は私立受験の直前で、過去の入試問題などに精一杯取り組んでいました。よって、カメラには収めませんでした。申し訳ありません。
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