2017年11月21日火曜日

保育実習

 めんこい赤ちゃんが来ました!

  3年生の家庭科の授業で、保育実習を行いました。

  3年生の家庭科の学習領域に「成長を振り返ろう」という単元があります。自分が生まれてからこれまで、様々な人々に支えられて成長してきたことを学びます。

  そして、幼い頃を振り返る中で、乳児期→幼児期→児童期の歩みを理解する一環として、本物の赤ちゃんと触れ合う、保育実習を実施しました。

 また、実習前には、実際の赤ちゃんたちが来た時に、赤ちゃんをあやす「おもちゃ」や「よだれかけ」などをつくり、迎え入れる準備をしてきました。

  当日は、お母さんたちに抱っこされ、6人のめんこい赤ちゃんたちがやってきました。

 グループごとに、お母さんたちから、赤ちゃんの特性や育児のポイントや注意点などをお聴きしながら、実際に抱っこしたり、あやしたり、お話をしたり、まさに保育そのものを体験しました。

 それぞれの家庭環境は異なりますから、これまで15年間歩んでくる中で、1回も乳児や幼児と触れ合ったことのなかった生徒もいます。

  また、触れ合える機会に恵まれ、その時を思い出しながら、上手に対応している生徒もいました。でも、大半は実際、思うように抱っこできなかったり、じょうずにあやしたりできなかった生徒が多かったように思います。仕方ありませんよね・・・。 だから、体験する機会を設定したわけですから・・・。

  実際赤ちゃんたちに登場してもらう前に、人形の赤ちゃんをモデルにして講義していただきました。

                赤ちゃんたちの登場です












             作ったおもちゃであやせるようになりました

        ホワイトボードには、赤ちゃんたちの名前が紹介されました







                  実際作った小さなよだれかけ


  保育実習のために全面的にご協力いただいたのは、NPO法人「スマイルハウス」に皆さんたちです。4カ月、5カ月、6カ月の女の子と2カ月、1才、2才の男の子の6人を6つに分かれたグループごとにそれぞれ、交代で触れ合ってもらいました。

 普段、学校生活では見れないやさしい表情がたくさんあふれる授業になりました。言葉では言えなくても、感じるものはたくさんあったはずです。

  今回は、3年2組の実習でした。明日は、3年2組の実習の様子をお伝えします。(2組の実習は20日でした)







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