本日、3年前から行っている米沢市議会の「出前議会」が行われました。本校では、1~3年生までの全校生徒が参加しました。(学校によっては1つの学年だけの学校もあります)
市内各中学校に、現職の市議の皆様が出向かれ、「市議会の仕組みはどのようになっているのか」「市議はどのような仕事を行っているかのか」など、具体的に教えていただく内容です。
おととしから、選挙権が18歳に引き下げられ、中には高校3年生でも直接投票できるようになるなど、18歳の若者が直接政治に関われるようになりました。
中学3年生も3年後には、投票できるようになったということです。
ですから、これまで以上に、若いうちからも政治や社会に対し、関心を寄せることが求められるになりました。
そこで、米沢市議会では、中学校時代から、少しでも関心が高まるようにと願い、各学校に直接出向き、市政の仕組み等について、わかりやすく説明をして回る「出前議会」を実施するようになりました。
今年度、本校には6名の市議の皆様がお出でになり、全校生を前に「朗読劇」を演じてくださいました。
朗読劇は今年で4回目になるのですが、一般市民でも議会の仕組みや成り立ちを十分に理解しているとは言いがたい部分も多く、中学生にわかりやすく、具体的なイメージをもってもらいたいと願い、「朗読劇」を演じて内容理解を図ってもらう形式をとってこられました。
今年のお題は「給食費上げるってよ! え~~~!?」でした。
学校の給食費は、実際議会で決定するものではありませんが、生徒が議会の仕組みをわかりやすくするために、より身近な題材をストーリーの中心に据えた内容にしていただいたようです。
というような議会でのやり取りの場面を再現していただきました。
最終的に、採決で値上げが否決されることになったわけですが、賛成か反対かについて、様々な考えがあり、しっかり考えを持って臨まれる議員たちの様子が伝わる内容でした。
そして、議員の皆さんからは、最後に「自分なら賛成か反対か」投票用紙に、感想も含めて記入し、本物の投票箱に投票するように依頼がありました。
しっかり聞き入る姿勢もさることながら、感心したのは、終了後の質問コーナーです。何と20人前後の生徒が挙手してくれました。残念ながら、時間の関係で2人の生徒のみの質問になってしましましたが、主な内容は次のようなものです。
① 公共物に関する要望がある場合は、どのように進めればいいのか
② 6中をよりよくするために様々な課題を見つけているが、議員は米沢市の課題をどのように把握しようとしているのか
両方とも、中学生らしい素晴らしい質問でした。全体の前で、自信をもって質問する姿に、今年度の成長の足跡をを感じました。
終了後、6中の前評判が伝わっていた議員の皆様方からは、聞き入る様子や質問の多さ、内容などに「さすが6中生、違うな!」とお褒めの言葉をいただきました。
大変ありがたいことであると感じました。議員の皆様ありがとうございました。
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