感動あふれる文化祭を作り上げた六中生に
大きな拍手を
本日行った6中文化祭では、全ての生徒に大きな感動をもらいました。
六中鬼面太鼓の演奏で幕開けした文化祭。
ずっと練習したきたその姿を存分に発揮してくれた勇壮な演奏に、これから繰り広げられる文化祭の期待が大きく含らみました。
開祭行事ではずっと練習してきた全校合唱「大地讃頌」を発表しました。
迫力ある合唱は、本当に大地を揺るがすような力強さと、土への思いと大地に対する感謝や畏敬の念が、本当に伝わるような素晴らしい全校合唱になりました。
そして、圧巻にとられた全校制作の披露。ほとんどの人が、どんな作品に仕上がっているのかわからないまま、今日を迎えました。
そして、全校生のカウントダウンとともに登場したのは、「巨大なモザイクアート」です。
事前の準備では、一人一人配付されたモザイクの指定されたマスに色付けしました。
それを全校生分つなぎ合わせた完成したモザイクアートです。
体育祭の最後に全校生が収まった記念写真を縦5m×横10mの巨大なモザイクアートとして完成させてくれました。会場中が度肝を抜かれました。
大切な宝物が一つ増えたように思います。
太鼓や、実行委員長や開催宣言のあいさつ。そして全校合唱など、六中の素晴らしいボイスの幕開となった文化祭開催行事でした
さて、待ちに待った学年発表です。
これまでの準備に、一番時間をかけてきた学年発表です。トップバッターは1年生です。
1年生は、総合的な学習の時間のテーマを「米沢学」とし、地元の伝統や文化などを学んできました。
その学習のまとめで行った「米沢めぐり」で学んだことを、劇の途中に組み入れ、米沢弁バージョンの「シンデレラ」を演じてくれました。
劇でシンデレラの主題を訴えるというよりは、米沢弁で語られるセリフに、米沢のもつ温かさについて、再認識できる劇になりました。
文化祭の練習でも、先輩方が一生懸命取り組んでいる姿を見ながら、自分たちも素晴らしい劇を作り上げようとする雰囲気が伝わる立派な劇になりました。
2年生は「新しい憲法の話」という、少し難解そうな劇に挑戦してくれました。
訴える内容が難しいのにも関わらず、しっかり伝えきることができたのは、次のようなことなのではないかと思っています。
〇一人一人の大きな声で、ハキハキと伝えることができたこと
〇たくさんのキャストの発するセリフを、テンポよく、間違うことなく進められたこと
最上級生となる来年へも大きな期待が膨らむ、素晴らしい発表でした。
そして、最後を飾ってもらった3年生の発表
さすが六中の3年生です。
文字通り「役者が違うな」と実感させるできばえでした。全身を使う身振り手振りはもちろん、体育館奥までしっかり届く、大きく明確なセリフ。
役者になり切る迫真の演技力等々に感服しました。
難しい内容にもかかわらず、観る者に作者の思いや願いがしっかり届く、見事な劇でした。
しかも、少ない人数で、全員キャストを演じるとともに、準備や他の役を2役、3役とこなす必要があり、本当に苦労したと思われます。でも34人の力を結集し、すばらしい出来栄えの演劇に仕上げてくれました。
1,2年生には、来年以降の大きな目標となったように思います。
各学年の合唱はもとより、陰になりながら、黙々と制作活動に携わってきた大道具、小道具、演劇のインパクトを高める、音響や映像、照明やエンドロールの担当など、全スタッフが一体となって作り上げた、最高の学年発表でした。
やるからにはいいものをつくりあげようという、高いところを目指す意識や意欲はは生きていく上で大切なことです。
「まあ。これくらいでいいや」という「自分に妥協する」のではなく、「負けない」「ひたむきに頑張る」「粘りづよく立ち向かう」「引かない」などの精神を求める生徒を、今後も育てていきたいと思います。
これこそ米沢六中だと改めて実感できた1日となりました。
閉祭行事では、2曲目になる全校合唱「歌の力」を披露してくれました。少ない練習時間でしたが、最後にふさわしい素晴らしい六中ハーモーニーを響かせてくれました。
文化祭テーマ「ひかり」にあるように、ひかり輝いた六中生の姿、また、全員で素晴らしいものを創り上げようとする姿が蘇ってくるすばらしい1日になりました。
平日にも関わらずおいでいただきました保護者やご家族の皆様方に改めて御礼申し上げます。
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