2019年2月28日木曜日

授業をパチリ3年生 音楽

3年生 音楽 日本の伝統文化

 3年生の音楽の学習で「和楽器に親しもう」という単元を学習しています。

 日本の伝統文化として受け継がれている和楽器はたくさんあるわけですが、その中で、日本の弦楽器の代表格に箏(こと・・・琴)があります。その箏(こと)の演奏に挑戦する学習です。

 「お琴」と言われるものですが、学習では箏(こと)と書きます。
  音楽科では、お琴を箏(こと)という漢字として学習しています。

 一般的に知れ渡っているお箏は、長さもあり大きな楽器です。しかも高額で、学校で全員分揃えるのは容易でありません。

 音楽科では、お筝と同じような音色を出せる「文化筝(そう)」(箏の音読みを「せん」といいます)を使用して学習します。

 それでも、一人に1台が割り当たる台数は揃えることはできません。

 そこで、他校と連携し、上手に貸し借りをして、一人1台使用できるようにしています。

 普段なかなか触れることのできない、和楽器に挑戦できる機会は、貴重です。

 授業では、「さくらさくら」が演奏できるようにというねらいで、3時間しっかり取り組む計画で授業が進みました。

 






正座に我慢できず、足をくずす生徒




 授業を覗いたのは、文化箏の演奏が3時間が終了した後の4時間目の授業でした。

 ほとんどの生徒が、暗譜し、ほぼ最後まで演奏できる状態の時でした。

 そして、演奏技能の習得状況を、個々に評価(テスト)される直前で、まさに一生懸命、繰り返し練習している真っ最中でした。

 さて、結果どうだったのでしょうか。

 どの生徒も、興味の高まる和楽器の文化箏(そう)に一生懸命取り組む姿が印象的でした。

 授業では、この興味関心が大切なのです。

 一つ印象的なことがありました。
  写真のように、正座をして演奏する訳ですが、その正座が苦痛で、足を崩し、足をさする生徒がいました。確かに・・・・分かります。

 日常生活で、正座をする習慣は、ほとんど消え失せている現状があるように思います。

 日本の伝統文化を学習するのは、何も和楽器の演奏だけではなく、正座という日本古来の生活文化を学ぶこと含まれていたのではないでしょうか・・・。
 





2019年2月27日水曜日

公立高校志願倍率発表

公立高校志願倍率発表

 昨日、大半の生徒が受験する公立高校の受験出願の受付が終了し、志願倍率が発表になりました。

 毎年そうであるように、各高校の倍率はまちまちです。一喜一憂せず、ただひたすら本番に備えるのみです。

 本校の3年生も学校でではもちろん、家でも毎日精一杯学習に取り組み、最後の追い込みに励んでいるところです。

 放課後も、下記のように下校時刻ギリギリまで、居残って学習している生徒がたくさんいます。

               皆川先生から、丁寧に教えてもらう3年生



 もちろん、居残りせずに、まっしぐらに帰宅して家で学習している生徒もいます。

  どちらにしても、最後の2週間、どの学校のどの3年生も必死になります。

ですから、最後まで手を抜かずにやり切った生徒にこそ、女神がほほ笑むではないでしょうか。

 健康に留意し、最後まで頑張ってください。

2019年2月26日火曜日

授業をパチリ 2年生 家庭科

これはすごい! 非常災害時の食事
             2年生 家庭科

 2年生の家庭科の授業で、非常災害時に簡単にできる食事を作りました。

 2年生の家庭科の大きな領域に「住生活と自立」という分野があり、その中に
「災害に備えた住まい方について考えよう」という単元があります。

 私たちの住まいは、災害から守るためにどのような工夫を加えているのか、また、災害に備えてどんなことができるのかなどを学習します。

 その中で、「災害時に備えてできること」を考える学習場面で、非常食を備蓄しておくことの必要性について学びます。

 そして、災害時、必要なものが揃わない中で、どのように食事を工夫するのかを学びました。

 さて、災害時、食器がないと食事ができません。その時重宝するのが、紙です。新聞紙や広告用紙などを利用し、折りたたんで、簡単な食器をつくります。


 また、災害時、水が遮断されると、少しの水もおろそかにできません。
そこで、食器洗いをしないで済ますために、食器をラップで覆います。終わった後に、汚れたラップだけ捨てれば洗わずに済み、水の節約になります。

 これを利用し、授業では、紙を折りたたんで作り、ラップで覆ったお手製の食器を完成させました。

 そこで、授業では、一つの例として、災害時でも簡単にできる食事を作ってみました。

 普段、電気炊飯器を使用し、苦労せずの炊き上がるご飯ですが、炊飯器がない、電気が来ない中、どのようにお米を炊くのか・・・・

 世の中には、すごいことを考える人がいます。

 普段、冷蔵庫の保管やスーパーの買いもので使用するアイラップに、研いだお米と水を入れ、そのまま、鍋に入れて沸騰させると、見事にお米が炊き上がることを発見したひとがいるということで、実際炊いてみました。

 今回は、上記の方法でご飯を炊き、同時にレトルトカレーも温めるカレー作りに挑戦しました。
研いだお米を入れたアイラップ
沸騰して膨れ上がったアイラップ
                 (やぶれないのですね・・・)
何と、見事に炊き上がりました。
                   炊き上がったごはん

 鍋の中には、レトルトカレーも一緒に入っています。

炊き上がったご飯を手作りの食器に盛り付けます


              温めて完成したレトルトカレー盛り付けます

                そして、完成したカレーの試食です
                     うっ、おいし~~!


              食べ終わった後の片づけもらくちんです。
ラップを捨てれば、食器はまた使えます。

  完成したカレーのおいしさもさることながら、この方法でなぜご飯が炊けるのかを最後まで不思議がっている生徒も多かったようです。参観した私も含めて・・・・

  なお、3年生は3年間の学習で、上記「災害に備えた住まい方について考えよう」という学習は終了しているわけですが、家庭科の金澤先生が新しく準備した教材ということで、これまで学習していませんでしたので、3年生も同じ内容の学習を行いました



2019年2月25日月曜日

世代交代

全校朝会から・・・

 3年生が中心で動いていた学校が、後輩にゆだねられ、徐々に1,2年生が前面に出る機会が増えています。

 朝会の司会で、初めて1年生の事務局員の渡邊くんが前に立って進行しました。初めてのことで、緊張しながら進行してくれました。


 一方、同じく事務局員の高橋さんが学習向上週間の反省を行ってくれました。
こちらも、初めてのことで、緊張しながらも、しっかり伝えることができたようです。
 
執行部から(高橋さんが伝えた内容)

 1/30~2/13の学習向上週間の反省ですが、全体を通してA評価が増え、新しい項目の「あいさつ」はどのクラスもよくできていました。

 しかし、忘れ物の項目には、まだB評価が見られました。中央委員の呼びかけが足りないようです。

 今年度の学習向上週間は終わりましたが。B評価がついていた項目は1人1人が意識して習慣づけられるようにしていきましょう。

 一方、2年生の給食委員長の高橋さんは、先日行った給食準備の取り組みの反省を行いました。

 朝会で、取り組み実行に対する連絡をし、取り組んだ後の反省をしっかり全校生に伝えることは大変重要なことです。

 これまで、給食時に校内放送を利用して伝えることが多かったことを、今の執行部は、できる限り町会で伝える手法をとっています。放送よりは数段、全校生に周知できるように思います。大変いいことです。


 給食委員会より(給食委員長 高橋さんが伝えた内容)

 2/4~2/15まで行った給食に関する点検の反省です。

 今回の点検で配膳する時に、廊下ではなしをしている人の数が減り、早く給食を食べることができました。

 しかし、「いただきます」や「ごちそうさま」のあいさつが小さいことや食べ終わる時間が少し遅くなったのではないかと感じています。

1時10分には「ごちそうさま」ができるように、時間を見ながら食べるようにしましよう。

 さらに、給食に関する点検は終了しますが、今回の取り組みを習慣化していくことが大切です。そのためにも、一人ひとりが意識していきましょう。これからもご協力をお願いします。

 3年生から代を受け継いだ1,2年生が立派に成長し、頼もしく活躍する姿をみることは大変うれしく感じます。

 一方で、学校をけん引してくれた3年生と一緒に生活できる残り時間も、カウントダウンされたようで、大変寂しく感じます。

 六中の主役が大きく代わろうとしています・・・・。





 

2019年2月22日金曜日

六中鬼面太鼓隊 ラストスパート

六中鬼面太鼓隊 週3回の練習

 卒業式を送る会で披露する鬼面太鼓ですが、先輩から受け継ぎ、新しい六中鬼面太鼓隊が発足してから、1か月余りが経過しました。

 太鼓隊は、その後も一生懸命練習を続けています。

 卒業式まで1か月を切り、太鼓隊は1週間に3回(月水金)の朝練習を続けることにしました。

 朝早くに登校することは大変つらいことですが、よく頑張ってくれています。



練習をのぞいてみると、2年生が中心となって練習しているものの、1年生の新メンバーが、ここ1か月で見事な成長ぶりを見せています。

 しっかり暗譜し、周りにリズムを合わせ、間違うことなく演奏できるようになっていました。

 朝練週3回は大変ですが、頑張ってほしいと思います。

授業をパチリ 1年生 技術

1年生 技術 難しい製図の学習

 1年生の技術の授業に、「木材と加工に関する技術」の領域があります。

 文化祭で展示した木工作品は、日常使用できる小物入れやブックラックなど、自分の利用計画に基づいて設計し、加工した作品として展示したものでした。
  
 木材の特徴や設計図の書き方、のこぎりの使用方法、組み立て方、くぎの打ち方等々を総合的に学習して、自分の作品を完成さる学習でしたが、今は、それらの学習を経て、「製図の知識を深める」学習をしています。

 授業を覗くと、「キャビネット図」から「等角図」に表す製図法に挑戦していました。
 
 この写真が「キャビネット図」です。立体の形がわかるように、立体の正面を正確に表した図法です。

 この立体を、今度は自分で「等角図」に表すのです。
「等角図」とは、立体の底面に交わる2つの辺を水平に対して30°傾けて表す方法です。

               一番早く完成させて遠藤くんの等角図

 簡単なようで、中々難しい学習です。それでも、一人一人一生懸命に取り組んでいる姿が印象的でした。
 






  技術だけでなく、どの授業も、入学後1年を経過すると、大変高度な学習をしなければならなくなっていることがお分かりだと思います。

 だからこそ、毎日の一つ一つの積み上げが大切になってくるということです。
間もなく、入学後1年が過ぎようとしています。

 それぞれの教科の定着度合いはいかがでしょうか・・・・?
個々に振り返り、不十分な場合は、復習をしっかりして、2年生に進級したいものです。