授業を覗いてみました・・・。
新学期が始まって、1カ月半が経ちました。生徒は毎日元気に登校しています。
どのクラスの生徒も、一生懸命臨んでいる姿があり、頼もしく感じました。
覗いてみて、改めて感じるのは、「中学校の授業内容は、難しい・・・」ということです。
学習する内容は、教科書に示してある内容であり、1年から3年間のカリキュラムに従って進めなければならないことになっています。教科書を見ると、改めて、「難しい内容を学習しなければならないのだなあ・・・」と感じます。
そして、授業を覗くと、その難しい内容に、真剣に向き合っている生徒がいて、感心します。
3年 理科 化学電池の学習
炭を塩酸に浸し、化学反応を起こして、炭とつないだ電子オルゴールから音がでるかどうかの実験をしていました。生徒は、その化学反応式を覚える授業ということになります。
2年生 社会 緯度、経度の学習
よく耳にする「時差」を取り上げ、「時差はなぜ起こるのか」という課題を追究する授業でした。地図に示してある、緯度、経度の意味を理解し、時差が起こる仕組みを理解するとともに、時差の関係から、地図上に示された地点の現在時刻や時差を求めていくという、大変高度な授業です。入試問題でも目にする内容でした。
1年数学 少し難しい正の数、負の数の計算
入学して学習してきた正の数、負の数ですが、徐々に高度になっていきます。かっこ( )がついた正の数、負の数の足し算、引き算の計算方法はどのようにしていくのか。また、3回以上の足し算、引き算はどうやって計算するのか。
また、その回数がもっと多くなった場合の計算はどのようにするのかを学習する内容です。1時間、1時間、バージョンアップしていく様子がわかります。
1年理科 双眼実態顕微鏡の学習
入学して2カ月に満たない時期ですが、学習内容は一気に高度になります。顕微鏡の観察という、大変科学的な内容の学習に入っています。
実験で使用した顕微鏡は「双眼実態顕微鏡」といって、身近な物体を直接拡大して映し、二つの眼で(双眼)見ることができる構造になっている顕微鏡です。(昔、こんな顕微鏡はなかったのに・・・)
理科は小学校の学習と違って大変科学的な内容にどんどん入り込んでいきます。
この学習の後に、いわゆるプレパラートを使用してミクロの世界を覗き、観察する際に使用する、一般的な「生物顕微鏡」の使用方法について学習する予定になっています。
自分で、観察したい物体を自由に選択し、のぞき込んでいました。
台所にあるスポンジ
葉っぱ
眼鏡のレンズ
科学者的な雰囲気を味わったのか、拡大して見た物体を覗いて、驚嘆した生徒も多く、大変意欲的な様子が見られました。
やはり、日々の授業が大切であり、小さな積み上げの連続を大事にしていかなければならないですね。
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