それとも謎の物体か?
今朝は今年一番の冷え込みになったようです。通勤途中の道路に設置したある温度計は、-14℃とかー12℃。またはー11℃とか様々あったようです。
県内でも過去最低気温を記録したところが2か所もあったようです。
さて、学校に到着すると、何やら不思議な「現象」というか「物体」というか・・・。
奇妙な光景が目には入ってきました。
グラウンドの周りを囲むフェンスが、真っ白い物体で覆われているではありませんか・・・? (写真ではおわかりにくいかもしれません)
体育館下のピロティーを囲むネットにも・・・
大変奇妙で不思議な、珍しい現象(物体?)を早速カメラに収めました。
理科の井上先生に「あれは何じゃいな?」と尋ねました。
「たぶん、昨日の日中、少し気温が上がったために、空気中に大量の水蒸気があふれ、今朝のとんでもない低い気温で、一気に冷やされた水蒸気が凍って、小さな結晶となって様々な物体にへばりついたものではないでしょうか・・・」ということでした。
井上先生も、この辺では初めて見る現象だとのことでした。
なぞの物体の正体を突き止めようと外に出ました。しかし、フェンスまでは遠く、間近で見るには、腰まで雪をかき分けて行かなければならず断念。
周りを注視すると、国旗掲揚塔までのスロープに設置してあるフェンスにも、おそらく、グラウンドを囲むフェンスにへばりついたであろうと思われる同じ物体を目にすることができました。
それがこの写真です。
この様子から解析すると、おそらく、井上先生の予想で間違いないものと思われます。グラウンドを囲むフェンスは一辺が4cmの小さな正方形に多数囲まれています。
そのため、空気中の水蒸気が冷やされ、様々な物体にへばりついた小さな氷の結晶は、時間の経過とともに、徐々に正方形の中心に広がり、いつの間にか、正方形の中心で合体し、正方形をすっぽり覆ってしまったのではないかと思われます。
さらに、一晩中、無風状態であったもの思われます。風があれば、正方形の中心で合体することはなかったのでは・・・。
一辺が小さな正方形ですが、全ての正方形が小さな氷の結晶で覆われたフェンスの姿が朝一番に目に飛び込んできた、フェンス全体が白いもので覆われたあの奇妙で不思議な光景だったいうことです。
それにしても珍しい光景です。おそらく、朝、生徒を送ってきていただいた方や、通勤でグランド近くを通られた方もお気づきになられたのではないでしょうか。
また、本校だけでなく、市内各地で同じような現象が起きていたと予想されます。
しかし、あの奇妙な不思議な現象も、時間経過の中で太陽の光に温められ、その姿を変化させていきます。
大雪の冬になってしましそうな気配がムンムンしている昨今です。いつものゆきですから、今更なのですが・・・。
ただ、降りすぎるのは困りますよね。
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